エヴァズリクエスト（2005年生、母Ingabelle）

エヴァズリクエスト（2005年5月6日）は、アイルランドで生まれた競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のソヴィエトスター（当時21歳）と交配したIngabelleが22歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外25戦7勝。2009年のリディアテシオ賞(伊・牝G1)に勝利した他、2009年のイスタンブールトロフィー(土・G2)を制するなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（2007年）

6月6日、H.ボウマン騎手を鞍上に据えて、10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月27日、8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のPrimed and Poisedに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、鞍上はH.ボウマン騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月5日、鞍上は2戦連続でH.ボウマン騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月25日、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、重賞競走への出走は初となった。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月14日、鞍上は2戦連続でD.ホランド騎手（1戦0勝）。22頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のC.L.ウェルドパークステークス（アイルランド・カラ芝1408m）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のKyniskaに1馬身の差をつけて初の重賞タイトルを手に入れた。

3歳（2008年）

5月11日、牝馬限定3歳G3の1000ギニートライアル（アイルランド・レパーズタウン芝1609m）に出走。鞍上はD.ホランド騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、牝馬限定3歳G1のアイリッシュ1000ギニー（アイルランド・カラ芝1609m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上はM.キネーン騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、牝馬限定G3のプリンセスエリザベスステークス（イギリス・エプソム芝1713m）に出走。鞍上は2戦連続でM.キネーン騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月18日、鞍上は3戦連続でM.キネーン騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月19日、鞍上はD.ホランド騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後はFragrancyと並んで2着同着となった。

8月17日、10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレディドーヴィルから2馬身差の2着となった。

8月30日、12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、17頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のMekong Melodyに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4歳（2009年）

2月5日、牝馬限定G3のケープヴェルディ（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝1600m）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、牝馬限定G3のバランシーン（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝1777m）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月28日、20頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月2日、8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のLady Francescaに2馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月6日、牝馬限定G3のプリンセスエリザベスステークス（イギリス・エプソム芝1713m）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のAlnadanaに1馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを奪取した。

6月17日、牝馬限定G2のウィンザーフォレストステークス（イギリス・アスコット芝1609m）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、牝馬限定G1のファルマスステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝1609m）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月2日、T.テュリエ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G1のロートシルト賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月2日、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、G2のイスタンブールトロフィー（トルコ・ヴェリエフェンディ芝1600m）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のDamaniyat Girlに1馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルを奪取した。

10月25日、牝馬限定G1のリディアテシオ賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトマジックをアタマ差制してG1ホースの称号をつかんだ。

11月22日、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続でA.ムンロ騎手（2戦2勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。