ブルーサザンクロス（1991年生、母メキシカンハニー）

ブルーサザンクロス（1991年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時12歳）と交配したメキシカンハニーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼斉藤牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

柄崎義信厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月5日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のフジノコバンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1994年）

8月7日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月21日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の潮騒特別（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

11月6日、中5週で迎えた6戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の金華山特別（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた7戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

4歳（1995年）

5月13日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。