タイキルルド（2001年生、母タイキタムレット）

タイキルルド（2001年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋フランス南西部、カトリックの聖地」。毛色は栗毛。種牡馬のオジジアン（当時18歳）と交配したタイキタムレットが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C8。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

7月4日、デビュー戦は上野翔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

8月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るデンコウルビーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月5日、中2週で迎えた5戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパラダイスウインドに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。