キャニオンタワー（1999年生、母キャニオンスマイル）

キャニオンタワー（1999年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のエルハーブ（当時8歳）と交配したキャニオンスマイルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回、地方5戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、谷川牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

11月4日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入った。

11月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したジョリーズジョーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月22日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアサクサピューマに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2002年）

6月1日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳500万下のロベリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦1勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

7月14日、中5週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の笹山特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（4戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したファーストバッハに半馬身届かず2着に敗北した。

5歳（2004年）

6月2日、約21か月半の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた8戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ゼンノエルシド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた9戦目は、長次郎特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタアイランドから1馬身差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、カペラ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中9週で迎えた11戦目は、静内町商工会青年部特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月9日、中8週で迎えた12戦目は、門別町建設協会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。13着に敗れた。