マウンテンローレル（2022年生、母ハマナス）

マウンテンローレル（2022年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時19歳）と交配したハマナスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はオリエント牧場。2025年の若竹賞に勝利した他、2025年の東京ダービーチャレンジを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オリエント牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会犬塚悠治郎によって3,080万円で落札された。

福田真広厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

10月17日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は465kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシタパンツに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2025年）

2月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したセイエイを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るファザートゥーサンを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

4月18日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のユメカイドウを3/4馬身振り切ってファンの期待に応えた。

5月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳オープンの東京ダービーチャレンジ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のドナギニーを半馬身振り切って4勝目をつかんだ。

6月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの若竹賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヒラボクラフィットを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

8月13日、中8週で迎えた8戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイエイを豪脚で3/4馬身差し切って怒涛の5連勝を決めた。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、埼玉新聞栄冠賞（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。