ヤマニンパイエット（2001年生、母ヤマニンドライバー）

ヤマニンパイエット（2001年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋スパンコール（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時13歳）と交配したヤマニンドライバーが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田光夫。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

12月7日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は388kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた2戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

3歳（2004年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のスプリングフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

4月28日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた10戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイススパー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したゴールデンユースを差し切れず、1馬身差の2着となった。

8月21日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず13着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた13戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。