タカトモホーマー（1996年生、母メナコマチ）

Takatomo Homer

1996.05.06

タカトモホーマー（1996年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアウトランセイコー（当時9歳）と交配したメナコマチが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤牧場。戦績は、地方11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の北区特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1998年）

10月28日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は517kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた3戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったオグリフラワーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3歳（1999年）

1月19日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4歳（2000年）

3月20日、約11か月半の休み明けで迎えた7戦目は、5歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のアートルージュをハナ差振り切って初白星を挙げた。

4月15日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のピュアエンジェルをクビ差振り切って制した。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、北区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のオグリイナズマを半馬身振り切って制した。

5月19日、中0週で迎えた10戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

5歳（2001年）

6月3日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、鈴木徹平騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。