トーワマーチ（1985年生、母シゲノカレラ）

Towa March

1985.03.17

トーワマーチ（1985年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンプリンス（当時16歳）と交配したシゲノカレラが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

2月6日、デビュー戦は関野弘行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のハウアーユーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳400万下のくすのき賞（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月4日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のガーベラ賞（東京芝1800m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた4戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のさくらんぼ賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定4歳400万下のあさがお賞（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。

8月7日、中4週で迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の湯川特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。