タイグリフィン（1986年生、母タイブラッサム）

Tai Griffin

1986.03.25

タイグリフィン（1986年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイテエム（当時17歳）と交配したタイブラッサムが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

12月4日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（1989年）

3月18日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた3戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったクロスカントリーにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

5月27日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったマルセイグレートに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1700m 雨/不良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に敗れた。

9月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。