スマイリーキュート（2013年生、母スプレッドスマイル）

スマイリーキュート（2013年1月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青毛。種牡馬のソングオブウインド（当時10歳）と交配したスプレッドスマイルが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、地方34戦4勝2着5回。2016年のサラブレッド大賞典(地方重賞)に勝利した他、2016年のMRO金賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

9月1日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタカラハントに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のチョウヴィクトリーをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ハイマウンテンラブにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3歳（2016年）

2月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から29kg増やして迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したヘビデューティーにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月8日、中4週で迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた10戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登金剛賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったバーバリライオンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の金沢芸妓特別3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったグランスーリールを半馬身捉え切れず2着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の熊本地震被災地復興支援3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のオッドアイをハナ差振り切って2勝目を手に入れた。

7月5日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

8月14日、中5週で迎えた17戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の加賀友禅賞（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月11日、中3週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインプリマに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月4日、中2週で迎えた19戦目は、のと里山空港特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のシンプリースパーブに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月16日、中1週で迎えた20戦目は、サーモンフィッシング特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

11月20日、中4週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（10戦3勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた22戦目は、冬野特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2017年）

3月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた24戦目は、曳山祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた25戦目は、地方重賞の金沢スプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた26戦目は、友禅まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた27戦目は、金沢城・兼六園特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた28戦目は、輪島大祭特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた29戦目は、矢駄秋祭り特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田弘治騎手（8戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた30戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、お熊甲祭特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、やましろ湯の曲輪浪漫特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（11戦3勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた32戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた33戦目は、雪吊り作業特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた34戦目は、香林坊ツリーファンタジー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（11戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。