トウシエ（1983年生、母ヒメダイテン）

Toshie

1983.05.05

トウシエ（1983年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時10歳）と交配したヒメダイテンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は道上 義法。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月6日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。鞍上は竹原啓二騎手。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ビッグアローに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月19日、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月23日、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹原啓二騎手。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のフロントランナーに3馬身半の差をつけて勝利した。

3月30日、4歳400万下の山桜賞（中山芝1600m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹原啓二騎手。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

4月29日、4歳400万下（東京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹原啓二騎手。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったビッグアローにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月18日、4歳400万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹原啓二騎手。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月1日、4歳400万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹原啓二騎手。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。