サニーサマリン（1998年生、母ダーリングスキー）

サニーサマリン（1998年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時11歳）と交配したダーリングスキーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地34戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

6月10日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた3戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月22日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったラガーリュウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

3歳（2001年）

2月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

2月18日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で畑端省吾騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で畑端省吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったアドマイヤリッチにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた12戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月14日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように急駛したが、オンワードサブリナに半馬身交わされて2着となった。

7月28日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

9月29日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったリープリッヒにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた18戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は服部剛史騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で服部剛史騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

12月16日、連闘で迎えた23戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

4歳（2002年）

1月27日、中5週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は服部剛史騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、逃げるクラウンバッハを差し切れず、1馬身差の2着となった。

3月10日、中4週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は畑端省吾騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は難波剛健騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、セトノウインドに交わされて1馬身差の2着となった。

5月3日、中6週で迎えた28戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は畑端省吾騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のシンプルイズベストに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月26日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は服部剛史騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のニホンピロマリーンに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

6月16日、中2週で迎えた31戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ニシノプロミネンスに交わされて3馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた32戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた34戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。