ローリエエクウス（1990年生、母ナチノシブキ）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

8月16日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は432kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマキハタテイオーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月23日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったテンパレートレディに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミモザオーギに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

12月13日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のニッポーバーディーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

3歳（1993年）

2月14日、中8週で迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた11戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた12戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。