ツービーウイング（1987年生、母タツノサユリ）
Tsubi Wing
1987.05.28
ツービーウイング（1987年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のシヤレー（当時11歳）と交配したタツノサユリが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は佐渡 宗親。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未出走。
経歴
デビュー前
小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1990年）
3月24日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウアギーラに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
4月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下の君子蘭賞（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。
10月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。
11月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1600m 外回り 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦1勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
11月25日、中2週で迎えた5戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の醍醐特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。
12月16日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。
4歳（1991年）
1月13日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。
6月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。
7月7日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清山宏明騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったタイハマカゼにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
7月28日、連闘で迎えた11戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
5歳（1992年）
2月20日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた12戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハツトボーイから1馬身差の2着に敗北した。
3月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上尊紀騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンカシミアに4馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。
3月26日、中1週で迎えた14戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上尊紀騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月21日、中3週で迎えた15戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上尊紀騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上尊紀騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上尊紀騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月18日、中3週で迎えた18戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上尊紀騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマンリーリーフに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井上尊紀騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で井上尊紀騎手（8戦2勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月21日、中2週で迎えた21戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で井上尊紀騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスマーブルに4馬身の差をつけて制した。
9月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で井上尊紀騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。