コンデュイット（2005年生、母Well Head）

Conduit

2005.03.23

コンデュイット（2005年3月23日）は、アイルランドで生まれた競走馬、種牡馬。2008年にエクリプス賞最優秀芝牡馬を受賞した。毛色は栗毛。種牡馬のDalakhani（当時5歳）と交配したWell Headが17歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外14戦7勝。2008年、2009年とブリーダーズカップ・ターフ(米・G1)を連覇した他、2009年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1)に勝利するなど、G1級競走4勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

2歳（2007年）

8月10日、R.ムーア騎手を鞍上に据えて、20頭立ての3番人気に推されて19番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月29日、鞍上は2戦連続でR.ムーア騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、J.スペンサー騎手を鞍上に迎えて、ダート戦への出走は初となった。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のOberlinに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2008年）

4月25日、鞍上はR.ムーア騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、鞍上は2戦連続でR.ムーア騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のRamona Chaseに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月20日、3歳G2のキングエドワード7世ステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でR.ムーア騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったCampanologistから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月29日、鞍上は4戦連続でR.ムーア騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のDonegalをアタマ差制して重賞ウィナーの称号を奪取した。

9月13日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のセントレジャーステークス（イギリス・ドンカスター芝2922m）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のUnsung Heroineに3馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を果たした。

10月25日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2414m）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のEagle Mountainに1馬身半の差をつけてG1・2勝目をマークした。

4歳（2009年）

5月28日、鞍上は2戦連続でR.ムーア騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったCima de Triompheからハナ差の2着に甘んじた。

7月4日、G1のコーラルエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。鞍上は3戦連続でR.ムーア騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は4戦連続でR.ムーア騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のTartan Bearerに1馬身3/4の差をつけて3つ目のG1タイトルを手にした。

10月4日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は5戦連続でR.ムーア騎手（10戦4勝）。19頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月7日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2414m）に出走。鞍上は6戦連続でR.ムーア騎手（11戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のPresious Passionに半馬身の差をつけて4つ目のG1タイトルをつかんだ。

11月29日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続でR.ムーア騎手（12戦5勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。