サントシャペル（2005年生、母レリックレーヌ）

サントシャペル（2005年5月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「聖なる教会（仏）。パリにある教会堂」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時7歳）と交配したレリックレーヌが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

8月12日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

9月1日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた3戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のココシュニックに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。