ハセピナクル（1989年生、母ハセユウショウ）

Hase Pinnacle

1989.05.10

ハセピナクル（1989年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のカーホワイト（当時15歳）と交配したハセユウショウが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）小倉牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

佐藤勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

3月7日、デビュー戦は岩戸孝樹騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

7月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月9日、中4週で迎えた3戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての14番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた4戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

9月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したヤサカノースにクビ差届かず2着となった。

10月3日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。