アメリカンミューズ（2021年生、母サンデーミューズ）

アメリカンミューズ（2021年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカの詩神」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時8歳）と交配したサンデーミューズが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦1勝。主な勝ち鞍は2025年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ(一般C2 15)。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月7日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

3歳（2024年）

7月6日、約9か月の休養明けで迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

8月23日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた10戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C30（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

デビュー前

原口次夫厩舎（愛知）へ入厩。

1月1日、デビュー戦は加藤聡一騎手を鞍上に据えて、一般C27（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2025年）

1月14日、中3週で迎えた12戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C28（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3月12日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3月25日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

7月5日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、一般C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のシュアーウィナーを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2 25（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2 24（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加茂飛翔騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2 22（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加茂飛翔騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた25戦目は、AIパッカル賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で加茂飛翔騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加茂飛翔騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた27戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般C2 22（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2 23（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加茂飛翔騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた29戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。