バトルチェイス（1997年生、母ショウワグローリー）

バトルチェイス（1997年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデインヒル（当時11歳）と交配したショウワグローリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鵜木唯義。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額3,500万円（17.5万×200口）で一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の’00ベストステッキ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

5月21日、中4週で迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では圧巻の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月18日、中3週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったハタノプリエに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサバイバルバトルをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。