ブリンクトウショウ（2000年生、母ビクタートウショウ）

ブリンクトウショウ（2000年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「瞬き＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラローレル（当時9歳）と交配したビクタートウショウが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3 13。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月7日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた3戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

6月29日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で柄崎将寿騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて17番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で柄崎将寿騎手（5戦0勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で柄崎将寿騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月24日、中8週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた10戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた11戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のシャープクリアーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月23日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3 C4-9（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2004年）

1月31日、中5週で迎えた13戦目は、一般C3 C4-10（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシュウスイから2馬身差の2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山克彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケーティファイターに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。