ワンダフルポケット（2004年生、母フジムスメ）

Wonderful Pocket

2004.05.25

ワンダフルポケット（2004年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「素晴らしい＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時6歳）と交配したフジムスメが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は斉藤 恒雄。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

2歳のとき、斉藤恒雄から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、酒井秀雄によって682.5万円で落札された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月19日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

3歳（2007年）

1月20日、中5週で迎えた3戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月6日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は高橋智大騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。