リッキースタイル（2022年生、母ラズールリッキー）

リッキースタイル（2022年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カクテルの作り方の名称」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時13歳）と交配したラズールリッキーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2025年の能登千里浜賞。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月22日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

3歳（2025年）

1月18日、中3週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた5戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登千里浜賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のウルスクロームに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月19日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた8戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。