キタノテイオー（1987年生、母パークナシラ）

キタノテイオー（1987年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のロイヤルスキー（当時13歳）と交配したパークナシラが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）稲葉牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方16戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスピードビッグベンを差し切れず、2馬身差の2着となった。

2月17日、中2週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

4月15日、中7週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5月12日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた5戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4歳（1991年）

4月11日、約10か月半の休養明けで迎えた6戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木智義騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月25日、中0週で迎えた9戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青木智義騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアイトハンターから5馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた10戦目は、松原正文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は青木智義騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた12戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチヨシコスモから1馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノエイトに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた15戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコレヒデヨシから1馬身差の2着に敗北した。

9月30日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったムソーナイスから1馬身半差の2着に敗北した。

10月21日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C4-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオバナオスカーに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月10日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C4-1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月19日、連闘で迎えた19戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-1（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C4-1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。