サンダーウィスカー(2009年生、母ヘヴンズカーニバル)

Thunder Whisker

2009.04.06

サンダーウィスカー(2009年4月6日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス(当時13歳)と交配したヘヴンズカーニバルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は(有)松平牧場。戦績は、地方11戦4勝。2011年の新冠ライオンズクラブ特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松平牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

米川伸也厩舎(北海道)へ入厩。

2歳(2011年)

6月8日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ門別ダート1000m 晴/良)に出走。馬体重は432kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマッターホルンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンの新冠ライオンズクラブ特別門別ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手(1戦1勝)。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ門別ダート1000m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手(2戦1勝)。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ門別ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手(3戦1勝)。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞門別ダート1200m 晴/稍重)に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手(4戦1勝)。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

3歳(2012年)

10月26日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳大井ダート1400m 晴/良)に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月30日、中4週で迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳大井ダート1400m 曇/不良)に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し速いペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のイカルストミーに2馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

12月30日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2六七八大井ダート1200m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手(1戦1勝)。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

4歳(2013年)

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十大井ダート1400m 曇/重)に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアポロズスピアーに1馬身3/4の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月18日、中3週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、初花月特別大井ダート1600m 内回り 雨/重)に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラフトマンを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

3月28日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1四五大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手(1戦1勝)。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。