マイネルアルザス（2019年生、母ピノブラン）

マイネルアルザス（2019年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+地名。ワインの代表的な生産地。母名から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のラブリーデイ（当時9歳）と交配したピノブランが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ブルースターズファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,100万円（11万×100口）で一口馬主が募集された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月11日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったグランシエロにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のウロボンを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月2日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

3歳（2022年）

1月5日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの若竹賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラスのフリージア賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月11日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた11戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの伊達特別（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた12戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のオメガデラックスを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月11日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

4歳（2023年）

1月15日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの玄海特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6月23日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、サマーダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた16戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、スパイラルカーブ（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた17戦目は、エーデルワイス2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。