トレジャースマイル（2005年生、母オンワードレベツカ）

トレジャースマイル（2005年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオースミタイクーン（当時14歳）と交配したオンワードレベツカが20歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）北光牧場。戦績は、地方40戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年のダイニング&バージョバンニ杯(一般C2十三)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北光牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

村上昌幸厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2007年）

11月10日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

3歳（2008年）

4月12日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

10月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、小岩井純良バター杯（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた10戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

3月21日、中9週で迎えた13戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた17戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クローズユアアイズに3/4馬身交わされて2着となった。

5月31日、中1週で迎えた18戦目は、ダイニング&バージョバンニ杯（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテラノアンビシャスに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダブルダンスに交わされて5馬身差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヘブンオンアースに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリエットプリエに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

8月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

12月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

5歳（2010年）

3月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた28戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた31戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、葛巻高原鯉のぼりまつりレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた33戦目は、フランス料理モン・フレーブ杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（12戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた37戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（14戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月7日、中9週で迎えた39戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（15戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた40戦目は、種山ヶ原レース（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。