マイネルブラボー（1996年生、母ロングブラボー）

マイネルブラボー（1996年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイトスポット（当時9歳）と交配したロングブラボーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高野牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高野牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、稗田牧場によって808.5万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

石坂正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

8月23日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた4戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったイサミテイオーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったマヤノジャッカルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3歳（1999年）

4月17日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚が残っておらず18着に敗れた。

7月12日、中9週で迎えた8戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた9戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトヒーローからハナ差の2着に甘んじた。

8月29日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイージークインから1馬身半差の2着に敗北した。

9月6日、連闘で迎えた11戦目は、4歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は今村賢治騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のエブロスフィットに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月25日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた13戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月10日、中5週で迎えた14戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月20日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、細川直人騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2000年）

1月4日、連闘で迎えた17戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は細川直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月6日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月18日、中9週で迎えた20戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下田雅晴騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下田雅晴騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下田雅晴騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下田雅晴騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下田雅晴騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた25戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は下田雅晴騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。