ファーストドラゴン（2022年生、母ドンドンキードン）

First Dragon

2022.04.05

ファーストドラゴン（2022年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「龍のごとく前へ前へと進んでいくように」。毛色は栗毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時17歳）と交配したドンドンキードンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（株）ASK STUD。主な勝ち鞍は2025年の静内ライオンズクラブ賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月23日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月14日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

6月22日、連闘で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

デビュー前

川島洋人厩舎（北海道）へ入厩。

8月13日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月27日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、静内ライオンズクラブ賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャスマンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。