メイショウコルノ（2011年生、母アンノウンウォーターズ）

メイショウコルノ（2011年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋角（伊）、神の象徴、力のシンボル」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時13歳）と交配したアンノウンウォーターズが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地33戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

8月4日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は516kg。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダンスールクレールをクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のきんもくせい特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下の黄菊賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

3歳（2014年）

3月2日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のクールジョジョを半馬身振り切って2勝目を手にした。

4月12日、中3週で迎えた9戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた10戦目は、3歳オープンの青竜ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武幸四郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

8月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の響灘特別（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

10月11日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の円山特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4歳（2015年）

6月6日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の戎橋特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた14戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月30日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

9月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のブレイヴリーをクビ差振り切って久々に白星を挙げた。

5歳（2016年）

4月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したショウナンハルカスにクビ差届かず2着となった。

4月23日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の比良山特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したアドマイヤオウジャを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5月14日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の白川特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた22戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のコウエイワンマンをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

8月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の博多ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

9月11日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた24戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の西宮ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

12月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のカウントダウンステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

6歳（2017年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上1600万下の寿ステークス（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は和田翼騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた27戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた28戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の飛鳥ステークス（京都芝1800m 外回り晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

8月19日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた29戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の日本海ステークス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上1600万下の西宮ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のムーンライトハンデキャップ（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は幸英明騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

7歳（2018年）

5月20日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の下鴨ステークス（京都芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は和田翼騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた33戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のグリーンステークス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。