セレブサンディ（2004年生、母エスケイプリンセス）

セレブサンディ（2004年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時11歳）と交配したエスケイプリンセスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、地方34戦5勝2着10回。主な勝ち鞍は2008年のアーバンステージ如月賞(B2 B3)。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2006年）

11月28日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエレガントルビーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月27日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダンディシャークにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2007年）

1月23日、中3週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマサノレジェントに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ムーンハウリングに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のたんぽぽ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエーシンエッティンに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

9月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、うお座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、平均的なペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、こうま座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた8戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、楽天バンク@TTB賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したロイヤルスパークを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

11月29日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦の時雨特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルモントセレブに4馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、神楽賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マルターズグレードにクビ差交わされて2着に惜敗した。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったデスモゾームに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒデノウルフに1馬身3/4の差をつけて4勝目を掴み取った。

2月20日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、アーバンステージ如月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のプレイズアストームをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月20日、中3週で迎えた14戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、アプローチアゲンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中5週で迎えた15戦目は、牝馬限定S3のしらさぎ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（10戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月8日、中9週で迎えた16戦目は、サンケイスポーツ賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（11戦2勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月6日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、フォーマルハウト賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（12戦2勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったブルーホークに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5歳（2009年）

5月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた18戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、エキサイティングナイト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた19戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた20戦目は、ロマンティックナイト賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた21戦目は、サンケイスポーツ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（13戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた22戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ神無月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6歳（2010年）

3月1日、約5か月の休養明けで迎えた23戦目は、オフト汐留賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた24戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着を確保した。

4月8日、中2週で迎えた25戦目は、北斗七星賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた26戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた27戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた29戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた30戦目は、スタールビー賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（14戦2勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた31戦目は、スポーツ報知賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（10戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したニジノムコウを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた32戦目は、サーフサイド賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた33戦目は、三条場外発売所賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（12戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したコアレスナイナーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

9月14日、中1週で迎えた34戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（13戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。