ロスパンチョス（2006年生、母ロスマリヌス）

ロスパンチョス（2006年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ミュージシャン名より」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時14歳）と交配したロスマリヌスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

10月12日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2009年）

1月18日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカタンジャレに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（2010年）

3月27日、約14か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、勝ったアイアムピカイチにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のラピッドボーイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月26日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で池添謙一騎手（6戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月6日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5歳（2011年）

4月30日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。