パールフューチャー（2013年生、母スターペスミツコ）

パールフューチャー（2013年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（真珠）＋未来」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時13歳）と交配したスターペスミツコが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。2017年のスプリント特別(一般)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、鎌田正嗣から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、DavidRedversによって2,835万円で落札された。

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月9日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトウケイイダテンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月17日、中9週で迎えた2戦目は、2歳500万下の紫菊賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた3戦目は、A.アッゼニ騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黄菊賞（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

3歳（2016年）

2月27日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

11月20日、約9か月の休養明けで迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた6戦目は、M.バルザローナ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって16着に敗れた。

4歳（2017年）

3月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月22日、中3週で迎えた8戦目は、仲春特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木麻優騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、皐月特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木麻優騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた10戦目は、OROターフ特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木麻優騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた11戦目は、夏至特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木麻優騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた12戦目は、M3の栗駒賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木麻優騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、文月特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木麻優騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヴィグラスムーヴに交わされて6馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、立秋特別（盛岡ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木麻優騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた15戦目は、盛岡舟っこ流し特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木麻優騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったオープンベルトに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、スプリント特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木麻優騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた17戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた18戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた19戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、フジノミネ賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、サマースノーアシロ賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた21戦目は、スノーホワイト賞（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた22戦目は、花菜好きシンビジウム賞（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5歳（2018年）

3月26日、約3か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたコアレスフェーブル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月30日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

6月3日、中4週で迎えた27戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマニンレガリーノを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

6月11日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったプリンストロイアにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（7戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のエンリケに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

7月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ディアシェダルにアタマ差交わされて2着となった。

8月14日、中2週で迎えた32戦目は、マツバボタン賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のテキサスハートをクビ差振り切って4勝目を手にした。

9月15日、中2週で迎えた34戦目は、メトロポリタン盛岡CITY STORY杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた35戦目は、南部杯カウントダウン8 明るい明るい～岩（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ギミックに半馬身交わされて2着となった。

10月15日、中1週で迎えた36戦目は、2018JBC京都まであと20日（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（13戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた37戦目は、2018JBC京都まであと6日（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

12月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（15戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

12月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた39戦目は、伊達の屋台賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（16戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。