コスタブリーズ（2004年生、母マラガ）

コスタブリーズ（2004年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「海岸（西）＋そよ風。海風」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時14歳）と交配したマラガが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の一般C3十。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

5月27日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

10月28日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C3十（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマニングリフォンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、一般C3八（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2008年）

1月13日、中2週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月22日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月5日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエアセイレンにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

4月27日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。