スピーディーボンド（1991年生、母ジョウシュウアサマ）
Speedy Bond
1991.05.10
スピーディーボンド（1991年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のラシアンボンド（当時5歳）と交配したジョウシュウアサマが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は星野 仁。戦績は、中央平地27戦1勝、地方29戦0勝2着2回。1993年の福島3歳ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
6月19日、デビュー戦は蓑田早人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた2戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に終わった。
9月19日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
10月3日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、かなりのハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。
10月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のマークレディに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
11月20日、中3週で迎えた7戦目は、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
12月11日、中2週で迎えた8戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の樅の木賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。
3歳（1994年）
1月6日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。
1月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下の呉竹賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。
2月13日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。
3月20日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。
5月28日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた13戦目は、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着を確保した。
6月18日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の手稲山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。
7月24日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蓑田早人騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。
8月7日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蓑田早人騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。
8月21日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蓑田早人騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。
8月27日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で蓑田早人騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。
9月11日、中1週で迎えた21戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。
9月18日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。
10月8日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。
11月13日、中4週で迎えた24戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。
12月3日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。
12月11日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。
4歳（1995年）
1月8日、中3週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。
4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、小野寺雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月13日、中3週で迎えた30戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小竹清一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月4日、約3か月半の休養明けで迎えた32戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月16日、中5週で迎えた33戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた34戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月11日、中1週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で千田知幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千田知幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月23日、中3週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で千田知幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（1996年）
2月16日、中7週で迎えた38戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
3月4日、中1週で迎えた39戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったバトウテイオーから1馬身半差の2着に敗北した。
4月16日、中3週で迎えた41戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原口次夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月5日、中2週で迎えた42戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で原口次夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月13日、連闘で迎えた43戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原口次夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウンドキャロルからクビ差の2着に惜敗した。
5月28日、中1週で迎えた44戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で原口次夫騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。
6月18日、中2週で迎えた45戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で原口次夫騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた46戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で原口次夫騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月11日、中0週で迎えた47戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月25日、中1週で迎えた48戦目は、C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は原口次夫騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
8月9日、中1週で迎えた49戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月23日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた51戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は原口次夫騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月31日、中5週で迎えた53戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた54戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月11日、中2週で迎えた55戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。
6歳（1997年）
1月8日、中3週で迎えた56戦目は、横川健二騎手を鞍上に迎えて、一般A10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。