ベストフィールド（2021年生、母ホローポ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、長谷川牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、前原敏行によって550万円で落札された。

2歳（2023年）

10月27日、デビュー戦は小杉亮騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は489kg。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のガイアエクスプレスに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月16日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず3着に敗れた。

3歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の2024幕開け賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

2月2日、中4週で迎えた4戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオラージュ賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた5戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

5月27日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のピコボンズを半馬身振り切って2勝目をゲットした。

6月29日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦のアガパンサススプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg戻して迎えた8戦目は、トナカイスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったプレストライズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2025年）

1月24日、中4週で迎えた9戦目は、ポルックススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中悠希騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヨッコサンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月11日、中2週で迎えた10戦目は、二和スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中悠希騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた11戦目は、春蘭スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山中悠希騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。