ナガレボシトリキシ（2016年生、母ローズボー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、天羽牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、芳賀克也によって648万円で落札された。

3歳（2019年）

1月12日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のキャメロンをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3月10日、中7週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月4日、中7週で迎えた3戦目は、3歳500万下のわらび賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は原田和真騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた4戦目は、3歳500万下の夏木立賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4歳（2020年）

4月18日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

8月30日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は原田和真騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月19日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

10月17日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

5歳（2021年）

1月30日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。