ヨウチエンコース（2013年生、母エリモジェニー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、富沢萩沢俊雄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、一村哲也によって432万円で落札された。

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月28日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のスーセントマリーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2016年）

1月17日、中6週で迎えた2戦目は、F.ヴェロン騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはこべら賞（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた3戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

5月7日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

4歳（2017年）

12月29日、約19か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ちっちゃいおっさん大笑点（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカリテスグレースをクビ差振り切って久方ぶりの実戦をモノにした。

5歳（2018年）

1月23日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスクワールに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

2月14日、中2週で迎えた8戦目は、白梅特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月27日、中5週で迎えた9戦目は、DASH柳津・福山駅前特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた10戦目は、黄桜かっぱ特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた11戦目は、若葉特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

12月14日、約7か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上B1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一気に末脚を伸ばして、最後は2着のホクセツプリンスに1馬身半の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

6歳（2019年）

1月18日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、寒風特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったポンデザムールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中2週で迎えた14戦目は、山口シネマ賞（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた15戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、近畿畜産特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた16戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、DASH呉開設4周年記念（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。