マルゼンドライバー（1989年生、母メイジガルボ）

マルゼンドライバー（1989年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時15歳）と交配したメイジガルボが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方11戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

3月28日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

10月10日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトキノスピカに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた7戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のダイイチオオミネをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月6日、中2週で迎えた9戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4歳（1993年）

1月9日、中4週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

2月20日、中5週で迎えた11戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、塩狩特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた14戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、礼文特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、茨戸特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた16戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、定山渓特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、硫黄山特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1994年）

1月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から5kg絞って迎えた18戦目は、大島静夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1995年）

1月27日、約12か月半の休み明けで迎えた19戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、火の国賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた21戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた22戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた23戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。