ツジスーパースター（1988年生、母ランドサカエ）
Tsuji Superstar
1988.04.17
ツジスーパースター（1988年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時14歳）と交配したランドサカエが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊田田村牧場。戦績は、中央平地19戦4勝2着4回、地方36戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上900万下。
経歴
デビュー前
伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1991年）
11月9日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。
4歳（1992年）
3月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。
3月28日、中1週で迎えた3戦目は、5歳以上500万下の乗鞍特別（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい6着に終わった。
4月26日、中3週で迎えた4戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
5月17日、連闘で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の清津峡特別（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。
7月4日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のアサカウィンドをクビ差振り切って初白星を挙げた。
7月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エプソムジョーオーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
8月29日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アースドライバーにクビ差交わされて2着に甘んじた。
9月20日、中2週で迎えた10戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミュージックガールに3馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。
10月11日、中2週で迎えた11戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の檜原湖特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
5歳（1993年）
3月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルブツテイオーに半馬身届かず2着に敗北した。
3月27日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。
5月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上500万下の三条特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
5月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したワンバンにアタマ差届かず2着に甘んじた。
5月29日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
6月19日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフサイチシービーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて制した。
7月11日、中2週で迎えた18戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るタマモファンタジーを豪脚で半馬身差し切って4勝目を手中に収めた。
8月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の天草特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。
6歳（1994年）
5月10日、約9か月半の休養明けで迎えた20戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた21戦目は、MRO金賞（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったレディプロムナードから2馬身差の2着となった。
6月19日、中3週で迎えた22戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、百万石賞（金沢ダート2300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月2日、中1週で迎えた23戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/重）に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた24戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月24日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた25戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月19日、中3週で迎えた26戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた27戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた28戦目は、A（金沢ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
7歳（1995年）
1月5日、中2週で迎えた29戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は大瀬戸豊騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月9日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、スプリングカップ（金沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月23日、中1週で迎えた31戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月2日、連闘で迎えた32戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月11日、中5週で迎えた33戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、百万石賞（金沢ダート2300m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた34戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた35戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた36戦目は、スプリンターズカップ（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた37戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月3日、中3週で迎えた38戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8歳（1996年）
7月30日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から41kg減らして迎えた39戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月13日、中1週で迎えた40戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（12戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月27日、中1週で迎えた41戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（13戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月10日、中1週で迎えた42戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は山本育男騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のタテヤマテイオーをアタマ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。
9月24日、中1週で迎えた43戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月20日、中3週で迎えた44戦目は、白山大賞典（金沢ダート2600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた45戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本育男騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた46戦目は、北國王冠（金沢ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本育男騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月4日、中1週で迎えた47戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本育男騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた48戦目は、中日杯（金沢ダート2300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本育男騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。
9歳（1997年）
4月13日、約4か月の休み明けで迎えた49戦目は、地方重賞のスプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本育男騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月27日、中1週で迎えた50戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本育男騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月23日、中7週で迎えた51戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本育男騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた52戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山本育男騎手（11戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月21日、中1週で迎えた53戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山本育男騎手（12戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた54戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山本育男騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月19日、中1週で迎えた55戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山本育男騎手（14戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。