ビガファイター(1996年生、母イブキバーバラ)
Vigor Fighter
1996.03.20
ビガファイター(1996年3月20日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン(当時15歳)と交配したイブキバーバラが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は(有)松平牧場。戦績は、中央平地17戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上500万下(牝)。
経歴
デビュー前
古川平厩舎(栗東)へ入厩。
3歳(1999年)
2月7日、デビュー戦は白浜雄造騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬(京都ダート1400m 晴/良)に50kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。
2月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬(京都ダート1800m 晴/稍重)に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手(1戦0勝)。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
3月7日、中1週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(阪神ダート1400m 雨/重)に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったグレイトキャリバーにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。
3月28日、中2週で迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利(阪神ダート1800m 晴/稍重)に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリンデンマイヒメを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
4月10日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利(阪神ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手(1戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクルーピアスターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
4月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利(京都ダート1800m 雨/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手(2戦0勝)。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のビゼンハナコに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下(札幌ダート1700m 曇/良)に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
9月19日、中1週で迎えた8戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下(札幌芝1000m 曇/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
10月31日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下(京都ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下(京都ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は安藤勝己騎手(1戦0勝)。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
12月4日、中2週で迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下(阪神ダート1200m 晴/良)に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、最後はアドマイヤバルドと並んで4着同着となった。
12月19日、中1週で迎えた12戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下(阪神ダート1800m 曇/良)に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。
4歳(2000年)
1月6日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下(京都ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手(1戦0勝)。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のメイショウアイーダに1馬身3/4の差をつけて優勝
1月30日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下(京都ダート1800m 小雨/良)に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手(2戦1勝)。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
2月20日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下(京都ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手(3戦1勝)。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
3月19日、中3週で迎えた16戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下(阪神ダート1400m 雨/重)に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
4月8日、中2週で迎えた17戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下(阪神ダート1400m 晴/良)に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。