タカノビッグワン（1996年生、母バトルシンフォニィ）

Takano Big One

1996.05.27

タカノビッグワン（1996年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時4歳）と交配したバトルシンフォニィが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田 善弘。戦績は、中央平地10戦2勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

山崎彰義厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

10月17日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアドオーカンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1999年）

3月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月4日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のリージェントブラフに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

5月23日、中3週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのホンコン・ジョッキークラブ・トロフィー（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

11月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の深秋特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

12月25日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2000年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた10戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。