コスモウィッシュ（2008年生、母アーリーウィッシュ）

コスモウィッシュ（2008年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋願い」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時8歳）と交配したアーリーウィッシュが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）駿河牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、駿河牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって336万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月26日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は418kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3歳（2011年）

3月5日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月15日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月26日、中5週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月21日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4歳（2012年）

6月29日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から45kg増やして迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3三四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。