エポックメーキング（1997年生、母コクサイモリス）

Epoch Making

1997.02.25

エポックメーキング（1997年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のエルハーブ（当時6歳）と交配したコクサイモリスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河土肥牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害8戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

2歳のとき、浦河土肥牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

10月9日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた3戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

3歳（2000年）

4月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

9月24日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月7日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で栗田伸一騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

11月19日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

12月10日、中2週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2001年）

2月4日、中7週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のスバルパンシーに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月24日、中2週で迎えた10戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

3月18日、中2週で迎えた11戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた13戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。