アーネストラヴ（1998年生、母メジロフルド）

アーネストラヴ（1998年5月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時10歳）と交配したメジロフルドが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション静内研究牧場。戦績は、地方24戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北大附属牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、広松金年によって315万円で落札された。

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

8月3日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた2戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。16着に終わった。

3歳（2001年）

2月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルヴァーティアラを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリリーインフィニに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマリンドウを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月24日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦2勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（9戦2勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノカイオウを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた18戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月23日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（13戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツスカイを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月3日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月28日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。