シートラスト（1995年生、母シーキララ）

シートラスト（1995年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は青鹿毛。種牡馬のルション（当時14歳）と交配したシーキララが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地20戦0勝、中央障害22戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

高橋直厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

8月30日、デビュー戦は高橋康之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

9月7日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた4戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた5戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

3歳（1998年）

1月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月8日、約7か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田島信行騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた15戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4歳（1999年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタA賞（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた22戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた23戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月21日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は常石勝義騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月25日、中1週で迎えた26戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた27戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月30日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川合達彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモエベレストをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

6月26日、中1週で迎えた30戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 曇/良）に56kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は川合達彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンワンサイドから2馬身半差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた33戦目は、豊国ジャンプステークス（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川合達彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた35戦目は、ナッキージャンプステークス（中山障害芝3030m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川合達彦騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた36戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた37戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2000年）

1月8日、中1週で迎えた38戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は常石勝義騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた39戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた40戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3370m 曇/良）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた41戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 雨）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた42戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

7月23日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。