キタサンエメラルド（1999年生、母シルクハッピー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田博司から「両国市場サラブレッド2歳」に上場され、北島三郎によって388.5万円で落札された。

2歳（2001年）

11月22日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3歳（2002年）

5月7日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り小雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のオネスティローズに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月10日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したナイキアゲインを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアンダーツリーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月3日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤隆騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサテライトウィナーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（5戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（6戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5歳（2004年）

6月18日、約21か月の休み明けで迎えた10戦目は、山下貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3一イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月24日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3一イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。