バロックスタイル（2008年生、母ロココスタイル）

バロックスタイル（2008年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「１６世紀末～１８世紀に欧州で流行した芸術様式」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したロココスタイルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

8月26日、デビュー戦は小林靖幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、スカイキングラブにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月2日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るラッキーを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

10月28日、中7週で迎えた3戦目は、2歳戦のカンパニー賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したゼニスパワーに3/4馬身届かず2着となった。

3歳（2011年）

5月13日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

6月5日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた5戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入った。

8月3日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエムザックビートを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4歳（2012年）

1月18日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアルゲンティアに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月5日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた11戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプリティストロングを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1六 C2三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（7戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた13戦目は、あうる賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、こじし座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた15戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、万緑特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。