フリューゲルノア（2021年生、母セトノミッシー）

Flugel Noa

2021.03.28

フリューゲルノア（2021年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のAnimal Kingdom（当時13歳）と交配したセトノミッシーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は滝本 健二。主な勝ち鞍は2025年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、滝本健二から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって2,035万円で落札された。

長倉功厩舎（兵庫）へ入厩。

4歳（2025年）

4月23日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は508kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユイガハマビーチに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月8日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、オーパスツー☆来場記念（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヴェレノージに3馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったモノノフイエローを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月15日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、さいれん坊主スプリント（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のガンバルフトシを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

11月24日、中5週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキタノブリッジに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。