ロイヤルヒロシクン（2005年生、母カミノルビー）

Royal Hiroshikun

2005.03.30

ロイヤルヒロシクン（2005年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時10歳）と交配したカミノルビーが13歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山本 通則。戦績は、地方10戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の牡丹特別。

経歴

デビュー前

森谷良臣厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2007年）

9月21日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったローレンカコに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

10月28日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のシューエースに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中3週で迎えた3戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマドモアゼルキスに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2008年）

5月12日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の牡丹特別（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のニイタカシマジロウに2馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

6月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた6戦目は、葛飾区特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレオパードクリークを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月13日、中4週で迎えた7戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

4歳（2009年）

2月18日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

5月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、アストレイア賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた10戦目は、南風賞（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。