カレンアイバーソン（2021年生、母カレンママ）

カレンアイバーソン（2021年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時9歳）と交配したカレンママが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。主な勝ち鞍は2024年の全国からの被災地支援ありがとう特別(B1)。

経歴

デビュー前

高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月3日、デビュー戦は河原田菜々騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2024年）

2月1日、中8週で迎えた2戦目は、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた4戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の全国からの被災地支援ありがとう特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメニーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の泊まって応援加賀温泉郷特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったハリウッドスマイルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の石川優駿トライアル特別（金沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A2（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したグルタチオンシードに半馬身届かず2着となった。

6月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の石川優駿（金沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

7月14日、中4週で迎えた11戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

デビュー前

千葉幸喜厩舎（岩手）へ入厩。

7月30日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、3歳戦のアンバー賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月13日、中3週で迎えた12戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまなす賞（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月6日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったボナールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中4週で迎えた14戦目は、腰越賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

10月21日、中0週で迎えた15戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。